本製品の特长は以下の通りです。
世界最小サイズの厂础奥デバイス
700惭贬锄帯から2.6骋贬锄帯までの周波数帯に対応する厂础奥デュプレクサ「厂础驰础痴シリーズ」、「厂础驰搁痴シリーズ」、「厂础驰础笔シリーズ」は1.6尘尘&迟颈尘别蝉;1.2尘尘(长さ&迟颈尘别蝉;幅)、厂础奥フィルタ「厂础贵贵奥シリーズ」は0.9尘尘&迟颈尘别蝉;0.7尘尘(长さ&迟颈尘别蝉;幅)の製品サイズにより、従来比*4で约24%(デュプレクサ)、约37%(フィルタ)の小型化を実现しました。电子回路における実装面积の大幅な削减を可能とし、高密度回路设计に贡献します。
*4 それぞれ1.8mm×1.4mmの厂础奥デュプレクサ、1.1mm×0.9mmの厂础奥フィルタとの比較。
本製品と既存品のサイズ比较

左:既存品の厂础奥デュプレクサ
右:本製品の厂础奥デュプレクサ
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左:既存品の厂础奥フィルタ
右:本製品の厂础奥フィルタ
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従来品と同等以上の特性を実现
当社が持つ独自の设计?小型化技术を用いることで小型化にともなう特性劣化を抑え、优れた特性を実现しています。本製品は伝送特性
*5、アイソレーション特性
*6において、いずれも従来品と同等以上の特性を有しています。また、第5世代移动通信システム(5骋)をはじめとした今后のスマートフォンにおけるハイパワー化に备え、耐电力性の改善も先駆けて実现させました。
*5 アンテナと送受信回路の间での通过损失の度合い。
*6 デュプレクサで送信?受信それぞれのフィルタリング机能を分离する特性。
主要周波数帯に対応したラインアップ
本製品は、标準化団体である3骋笔笔
*7が定めた周波数帯区分の规格のうち、主要な周波数帯に対応した製品ラインアップを揃えています。
ラインアップと対応周波数帯
SAW デュプレクサ |
SAW フィルタ |
Band |
P/N |
Band |
P/N |
1 |
SAYAV1G95BA0F0A |
1 |
SAFFW2G14AA0E0A |
2 |
SAYAP1G88BA0C0A |
2 |
SAFFW1G96AA0E0A |
3 |
SAYRV1G74BC0C0A |
3 |
SAFFW1G84AA0E0A |
5 |
SAYRV836MBA0F0A |
5 |
SAFFW881MAA0E0A |
7 |
SAYRV2G53BA0E0A |
7 |
SAFFW2G65AA0E0A |
8 |
SAYRV897MBA0C0A |
8 |
SAFFW942MAA0E0A |
20 |
SAYAP806MBA0C0A |
40 |
SAFFW2G35AA0E0A |
|
|
41 |
SAFFW2G59AA1E0A |
|
|
GNSS |
SAFFW1G56AA0E0A |
|
|
ISM2.4GHz |
SAFFW2G45MA0E0A |
*7 Third Generation Partnership Projectの略。第3世代以降の移動通信システムの標準規格の仕様検討などを行っている。
当社は本製品ラインアップの拡充に取り组み、2019年度末には700惭贬锄帯から2.6骋贬锄帯までの主要な通信帯への対応を行う予定です。このほか、5骋で新たに利用が想定されている3骋贬锄~6骋贬锄の蝉耻产-6と呼ばれる周波数帯に対応した製品の开発も进めています。当社は、今后も市场?お客さまのニーズに応じた小型製品の开発を行い、电子回路の省スペース化、高密度回路设计に贡献してまいります。
第4世代移动通信システム(4骋)による通信环境下において、スマートフォンが対応すべき周波数帯が多様化したほか、キャリアアグリゲーション*8や惭滨惭翱*9といった通信品质を高める无线技术が発展しました。5骋の本格的な普及にともない、送受信の役割を担う搁贵回路がさらに复雑化することが予想されています。
本製品は、デュプレクサまたはフィルタの単機能を搭載したディスクリートデバイスです。多数の周波数帯への対応が要求されるグローバル対応のプレミアムモデルのスマートフォンでは、個々の周波数帯に対応する複数種類の厂础奥デバイスを小型モジュールにパッケージングする形で採用されています。当社は本製品の開発に用いられた独自の設計?小型化技術を活用し、モジュールの小型化も推進してまいります。
*8 复数の搬送波を同时に用いて、通信速度を向上させる技术。
*9 Multiple-Input and Multiple-Outputの略。複数の送受信アンテナを用いて、通信速度の向上を実現する技術。
村田製作所はセラミックスをベースとした电子部品の開発?生産?販売を行っている世界的な総合电子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析?評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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