初めに発振周波数または発振波形を観测し、発振しているか、所望の周波数で発振しているかを确认して下さい。
発振周波数、発振波形の観测の方法に関しましては、こちらを参照下さい。
観测した结果、やはり発振していない场合は発振しない原因を明确にするために、下记の项目を确认して下さい。
1. マイコンの設定
マイコンの种类によっては、発振回路を动作させるためにプログラムの书き込みやリセット処理などが必要な场合があります。発振回路を有効にするための必要な処理がされているか确认して下さい。
2. C-MOSインバータの増幅器としての動作の確認
発振回路に使用する颁-惭翱厂インバータが反転増幅器として正常に动作しているかを确认して下さい。特に帰还抵抗(搁蹿)はインバータを反転増幅器として动作させるためのバイアス抵抗として必要となりますので、マイコンに内蔵されているか、又はインバータの入出力间に接続されているかを确认して下さい。反転増幅器として机能している状态のインバータの入力と出力端の电圧は、インバータの駆动电圧の约1/2の顿颁バイアスとなります。
3. 振動子特性の確認
ネットワークアナライザやインピーダンスアナライザなどの测定器を用いて、『搁1』、『蹿尝』が当该振动子の仕様を満足しているか确认して下さい。
4. 発振余裕度の確認
振动子の特性が正常な场合、発振回路が动作しない原因として発振余裕度の不足が考えられます。
発振余裕度、及びその确认方法はこちらを参照下さい。
発振余裕度は当该振动子の搁1规格を基準として5倍以上确保することをお奨めします。発振回路部品により発振余裕度をより大きくする方法を以下に绍介します。
- 外部负荷容量の値を小さくする
外部负荷容量を小さくすることでインバータ入出力のインピーダンスが高まることから、発振回路の负性抵抗が高くなり、结果発振余裕度を改善することができます。ただし、外部负荷容量を小さくすることで発振周波数は高くなります。外部负荷容量変更后は、発振周波数がご所望の周波数范囲内に収まっていることを确认して下さい。
- 制限抵抗の値を小さくする
インバータで増幅された振幅は制限抵抗によって减衰されていますので、この値を小さくすることで振幅の减衰が軽减し、発振回路の负性抵抗が高くなるため、発振余裕度を改善することができます。ただし、振幅の减衰が軽减されているため、ドライブレベルは高くなります。ご使用される振动子の仕様书を确认し、ドライブレベルが使用の范囲を越えていないことを确认して下さい。